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技育祭 1日目 まとめ

技育祭1日目お疲れさまでした。私は一日Aホールで視聴しました。
Aホールの内容は「エンジニアとしてどう生きるべきか」というのがテーマだったと感じました。
今の自分に刺さる内容が多くあったのでブログとして残しておこうと思います。

これからの社会の変化と若者に求められるあり方とは

Speakerは東京大学の松尾先生、前半はAIについて後半に若者へのメッセージをお話されました。
メタ認知することが大切。
メタ認知とは自分について知ること。
どういうときにパフォーマンスを出せるか、どういうときに楽しいのか、どういうときにやる気を失うのか。
人と比べて何が得意なのか、苦手なのか。
そして合理的に判断する。
自分は弱いことを認め、自分に言い訳をさせない。
[!TIP] 自分の性能を知り乗りこなす。

小さなtips

考えたら文章を書く。
ネガティブな用語は使わない。
習慣の力を使う。
やり始めたものはなにかのアウトプットにして終わる。終わらせる。

非連続な成長を遂げるエンジニアに共通する7つの特徴

speakerはDeNAのCTO小林さん、内容はタイトルのとおりです。

アウトプットしよう

インプット→アウトプット→質の高いフィードバックのサイクルが肝。
OSSへの参加や技術カンファレンスの発信。
ライブラリのドキュメントを日本語翻訳するだけでも立派。翻訳するときに仕様のバグにあたることも。。
そのときはコードを読む!

高く跳ぶために深く沈め

インプットしていないものはアウトプットできない。
インプットするときに大事なのは仕組みを理解すること。
技術のコアが見れると幅が広がる。

変化に柔軟でかつ挑戦し続けろ

Confort Zone (快適な場所)に居続けない。成長が停滞する。
新たな場所に挑戦する。
挑戦しなくても強制的に変化することも。(コロナなど)
世の中の不可逆的な変化をサバイブするために普段から小さな変化を。

制約条件を乗り越えろ

制約はネガティブではない。制約条件の無いことはない。
ヒト・モノ・カネのどれかはよく不足する。
進んでいるプロジェクトでも属人化しない。依存はよくない。

ワクワクしないことはやるな

苦しいだけの仕事は辞める。環境を変える。
踏ん張ることと自己犠牲は別物。
楽しいことのほうが捗る。

失敗を恐れるな

すべてが学びになる。
失敗しながらでも成長できる環境に。

人の目を気にするな

外野からの意見は半分聞いて半分聞かない。
他者との比較はやらないほうがいい。
自分自身と徹底的に向き合う。
将来の自分との比較。
環境は材料でしかない。結局自分次第。

Matzに聞きたい100のこと

speakerはRubyの父 Matzさん、質問形式のセッションでした。キャリアなどの発言部分を載せておきます。
モチベーションのあるエンジニアが強い。
チームの中でリスペクトし合えるか。他人を尊重する。
自分が活躍できる環境を見つける。

20年の技術変遷から考える生存戦略

speakerはグリーのCTO 藤本さん、20年間の技術の変化を振り返り今後の行き方についてお話されました。

言語

20年であまりかわっていない。ゆっくり変化する。
テストの浸透、関数型の浸透、ソフトフェアアーキテクチャの進歩、CI/CDの浸透、開発環境の進歩などがある。

CPU

AMD, ARMが伸びてきた。
64bitが普及した。

メモリ、ストレージ

当面増えるだろう。
HDD -> SSD

ネットワーク

10Mbps -> 10Gbps

クラウドサービス

VMやコンテナによるインスタンスのソフトウェア化

その他の変遷

CDN, GPGPU, LLVM, clang
スマホ, XR, AI, blockchain, USB, Bluetooth, Unicode, 並列分散処理、シングルボードコンピュータ
[!TIP] 真摯に誠実に技術を学ぶべき。学び続けないといけないけど焦る必要もない。

まとめ・エンジニアとして成長するには

自分について知ること。
学習サイクルをつくること。
焦らず真摯に学び続けること。

Thanks you for reading.